hajimetenoblogid’s diary

このブログは、反安倍ファシズムのすべての人々と連帯するために、米村明夫が書いています。

「民主主義擁護全国センター(=ストップ・ザ・アベ・ネットワーク)」--統一戦線の私のイメージ

 前のブローグで、6月4日、憲法研究者の3人が参考人として国会に呼ばれて、戦争法案を違憲と断じたことを述べました。

 また、憲法研究者達が、6月3日に戦争法案を立憲主義に反し、違憲としてその廃案を求める声明を出しています。

 こうした動きが、国立大学での日の丸、君が代押しつけ反対の署名運動、立憲デモクラシーの会、9条の会、戦争に反対する1000人の会、さらに反原発運動、などなどの諸運動と明確に一緒にやろう、ということになっていくと良いですね。

 これまでは、「専門」があってそれぞれがその「専門」の存在理由からもの申すという形だったわけですが、さらにそれを超えて、一緒にやろうと、ということになれば、マスコミも世間も、雰囲気がずいぶん変わってくると思います。

 例えば、「民主主義擁護全国センター(=ストップ・ザ・アベ・ネットワーク)」といったような形で集まります。

 今までも、全国の運動のスケジュールを紹介するサイトはありましたが、これは、もっと実質的な協力関係や積極的なイニシアチブを持つイメージです。

 この全国センターの幹事が、お互いの運動の情報共有や行動の協力を推進し、国会の安部政権反対勢力に働きかけます。

 そればかりでなく、例えば、村山元首相、細川元首相、河野元自民党総裁、その他自民党の長老、重鎮と言われている人達に、それらの人々が一緒になって声明を出すように働きかけます。

 それらの人々は、一人一人はインタビューに答えるような形で、安部政権を強く批判しています。しかし、「行動」という形にまだなっていません。しかしもし、こういうレベルの人々が一緒に声明を出すということになれば、まさにそれは「行動」という意味を持ちます。

 それは必ずマスコミも取り上げざるを得ないものとなり、一人一人のインタビューとは異なった、大きな影響を国民にもたらすでしょう。

  3人の参考人違憲と断じたことに対し、「中谷防衛相は『憲法解釈は政府の裁量の範囲内』と反論」と報道されていますが、これはまさに、秘密保護法制定以来続行している、国民に対するクーデターの本質を再度あらわにしたものです。

 以前のブローグで、秘密保護法制定を国民に対するクーデターと呼びました。実はこの表現は、私が考えたものではなく、当時の運動で配られたポスターに「アベノ・クーデターを阻止しよう」とあったものを拝借したものです。

 拝借、というと軽い感じがしますが、このポスターを見た時、私は、はっとさせられ、同時に強い共感を覚えました。運動をやっている市民の感覚は鋭いですね。別の機会に議論したいと思いますが、クーデターという表現は本質を衝いており、社会科学的に適切なものです。

 もちろん大切なことは、クーデターとかファシズムとかの言葉そのものではなく、私達が今起きていることをどう捉えるか、それを世界史的な中にどう位置づけるか、ということです。

 そして、そうした私達の現状把握の上で、どう行動するか、ということです。

  私達の目指すもの統一戦線についても、現状把握において述べたことと同様に、名称やその形、形成されていく経緯は重要ではありません。

 安倍ファシズム政権を倒すためにすべての勢力が結集するということが重要です。

 上記に提出したイメージも、反安倍ファシズムのための統一戦線がどのようにあり得るのか、ということについて、少しでも議論をするためのものです。

 今のところほとんどそうした議論はないようです。

 以前のブローグ「安倍支持率を落とす方法--第二の翁長氏はいないのか - hajimetenoblogid’s diary」へ「小沢一郎はどうでしょう」というコメントをいただきました。

 皆さんで、安倍ファシズムを倒すための統一戦線のあり方について、議論を活発化していってほしいと思います。