統一戦線を
昨日にブローグを書いた後に、「世に倦む日々」氏のツィッターを見たら、全く同じことが書いてありました。
共産が伸びた伸びたと喜んで手を叩いている間に、国民の権利がどんどん削られて、気がついたら戦争に動員されていたら洒落にもならない。反ファシズム統一戦線はやらなくていいのか。あのスターリンでさえ、一応形だけはやって歴史に残っているが、日本共産党は、反安倍統一戦線はやる気がないのか。
— 世に倦む日日 (@yoniumuhibi) 2015, 4月 13
彼の方が歯に衣を着せぬ言い方でわかりやすいですが。彼の政治的意見は、重要な点でほぼ私の意見と重なりますし、様々な点で教えられることが多いです。
彼は最近の記事で、天皇が戦後民主主義の申し子であったということを、その教育係であった安倍能成という人物を紹介して論じています。
私は最近の皇室の憲法擁護の発言は、安倍ファシズムの道が最終的に現在の天皇制を破壊してしまう破局の道であることを認識するのは、皇室の立場からいって、むしろ自然で当然であり、そうした立場と憲法擁護という政治的価値(イデオロギー)の選択の一致は、当然であると理解していました。しかし、ある社会的立場とあるイデオロギーは、自明に、一対一でつながるものではなく、だからこそ、イデオロギーの影響力をめぐる問題は重要であり、教育は重要であることを、この記事は教えてくれています。
私の大学時代の友人が、現天皇が即位した時に、「皆さんと共に憲法を守り」と発言したことに注目して、「今度の天皇は違う」(あるいは「今度の天皇はいい」)というようなコメントをしたのを思い出します。
皇室についても、共産党の政治戦略についても、言いたいことがまだいっぱいありますが、明日以降にします。