hajimetenoblogid’s diary

このブログは、反安倍ファシズムのすべての人々と連帯するために、米村明夫が書いています。

安倍ファシズム政権に対する上から目線の揶揄について

 すべての反安倍ファシズムの人々と連帯する、というのが私の立場である。私の政治的意見は、「世に倦む日々」氏と重なるところが多いが、今日は少し見方が異なることについて、議論する。

 氏は、反安倍を表明するコラムやブログには、「お馬鹿な右翼」という上から目線があり、ファシズムに対する危機感を欠いている、という。 

 確かに、上から目線で阿部を揶揄するような表現は多い。一時期は、「お友達内閣」といういい方がよくあったし、たった今も、下のようなツウィートを見た。

 

ネコには都合が多いさんはTwitterを使っています: "安倍晋三がメディア介入に執着するのは、メディアを自分がコントロールしているという実感が持て、実際に多くのメディアは思った通り大人しくしてくれるし、なにより安倍晋三にはメディア対策以外に目ぼしい成功体験がないからだろうと私は思うんだけどね。国民全体に有益な実績は何もない。"

 

 私は、こうした見方は間違いであり、すべてのファシストと同様に、 安倍はメディア支配の文字通り「要」としての重要性を知っており、その上でメディア支配を実施、強化しているということと考える。ただ、「ネコには都合が多い」氏のような安倍によるメディア支配や、ファシズム的政治全般を過小評価するような物言いは、メディア支配、ファシズム支配に対する危機感の欠如ではなく、むしろ、安倍のメディア支配、ファシズム支配を実際には阻止することのできない無力感を、こうした「上から目線」を持つことによって心理的に「勝利する」ことで補っているだけで、そのことは、当人もとっくに気づいているのではないかと思う。

 ではどうしたらいいか。少し結論を急ぐが、現実に我々が勝利する方法を探し実現していく以外、現実に我々が無力であることから逃れる道はない。私は、選挙で勝つしかないと思う。他に案があるとは思えない。もちろん、デモ、集会、ビラ配布、署名、このようなブログとかは意味があるが、同時に選挙で勝っていく、勝っていく展望が必要だ。

 選挙で勝っていく(それが統一戦線)、ということについて、様々な社会運動の中で、あるいは個人のブログの中でも議論されなければならないのに、それがほとんどないことが不思議だ。私は、統一戦線の必要性ということでは、すべての反安倍ファシズム勢力が一致できるし、しなければならない、ということを繰り返し言っていきたい。