hajimetenoblogid’s diary

このブログは、反安倍ファシズムのすべての人々と連帯するために、米村明夫が書いています。

統一戦線の必要性

 このブログの目的は、ファシズム批判です。第1に、ネット上に、ファシズム批判の情報、意見で、すぐれたものがいっぱいあり、それを紹介します。第2に、じゃあ、どうするんだ、という点について、選挙で勝たなければならない、反ファシズム勢力が勝つために、統一戦線を形成し、統一候補が必要だ、ということを繰り返し述べていきたいと思います。

 この第2点は、ネット上ではほとんど議論されていません。理由はわかりませんが、想像するに、①選挙とか組織とかいったことは、政治運動に関わってきたものにとって非常に生々しいもので、今「統一戦線」等というと、それは机上の空論とされ、敵を利するまゆつばの議論とされている。利敵行為とまで言わないとしても、口にするだけでやけどをする(組織的な対立が呼び起こされることが予感される)ようなテーマとして、タブーとなっている、②ネットでは、各論者が、厳密で鋭い議論を展開してきて、非常に細かく分布し、それぞれの支持者の分布も固定化している。互いに、一緒にやらない理由が強化されてきている。それで、そうした主張の差異はおいて、まずは、反ファシズムで一緒にやろう、という態度が無節操のように見える、ということではないでしょうか。

 それでも、私は、社会運動、政治運動をやっている人に、「講演会、デモ、集会をやって、私もそれらに参加しますが、それからどうするのですか」と聞きたいし、ネットですぐれた発言をしている人達にも、「私にもまねさせてください。でも、その後どうすればいいのですか」と質問したいと思います。

 地方選挙も終わったところで、こんな議論は何の役に立つんだ、ピンぼけ、といわれるかもしれません。しかし私は、2014年の都知事選以来、日本の政治の政治戦略の根本的岐路は、統一戦線の形成に成功するか否かにあると考えています。

 次回以降に、また議論します。