小さな子供のように正面から叫ぼう、「王様は裸のファシズムだ」。
前に途中となっているファシズム論を再開する気分ではありません。
論ずるより、目の前にあるが如し、です。
山崎氏は、半藤一利氏の発言を次のように引用しています。
(続き)「立法権を国会が政府に委任した『全権委任法』より前、ヒトラーは国会決議を経ない閣議決定で大統領緊急令を発令させ、ワイマール憲法を空洞化し、幾つかの法を一束にしてまとめて変え、国民の自由を制限しました」「安保法制の進め方(現政権下の安保法案の一括審議)にも似ていませんか?」
私も知りませんでした。
マスコミは、是非即刻、日本の現代ドイツ史研究者、ファシズム研究者に取材して、安倍首相や麻生副首相のナチス学習ぶりを、明らかにしてほしいと思います。
「世に倦む日々」氏も、学者が態度を明確にすることを求めて、次のようにツウィートしています。
憲法学の方はビシッと揃ってきたから、次は、ぼつぼつ政治学の方を、オセロゲームというかショーザフラッグゲームをやんないと。藤原帰一、山内昌之、加藤陽子、刈部直、御厨貴、佐々木毅、北川正恭、五百旗部真。この順番で行けそうな気がするが、追加を含めてご意見ご提案をどうぞ。
もちろん、学者だけではありません。王様の家来も、問われているのです。
アンデルセンの童話「裸の王様」を思い出す(信濃毎日)http://bit.ly/1MC0jrR 「ポイントは、王様を取り巻く重臣たちが、服が見えていないのに見えているかのように振る舞うことだ。保身と追従が悲喜劇的な状況を招き寄せる。与党内に『安保法制は違憲』と叫ぶ人はいないのか」
今は、誰もがひきこもっている時ではありません。
ちゃんとマスコミに出て、街頭に出て、「王様は裸のファシズムだ」と小さな子供のように正面から語り、叫ばなければなりません。