hajimetenoblogid’s diary

このブログは、反安倍ファシズムのすべての人々と連帯するために、米村明夫が書いています。

潜在的な統一戦線について(3)--顕在化のための「世に倦む日々」氏の提起

 情勢が進みつつあります。

 こんなサイトが紹介されているのを見つけました。

安保法制を廃案にするためにできること*追記2カ所あり | 上越中央法律事務所

 一つでもできることを、私もやるつもりです。

 

 それから、統一戦線についてです。

 潜在的統一戦線の存在について、秘密保護法の時よりも、はっきりと誰もが認めるような状況になってきましたね。

 「統一戦線の私のイメージ」で私が書いたような「全国センター」がなくても、元首相や重要政治家達が反戦争法案の声を上げました。様々な運動が明らかにお互いとの連携を意識しながら、拡大しています。

 例えば、次のようなものを見つけました。

私たちは今の時代の流れを深く憂慮し、自治体議員だからこそできる立憲主義に立つ新たな政治への流れを自ら興す必要があると判断しました。「立憲フォーラム」や、「戦争をさせない1000人委員会」の運動や「立憲デモクラシーの会」を発足させた学者文化人運動に対応するものでもあります。

 

  秘密保護法の時にも、市会議員達が党派を超えて、街頭で一緒に反対署名を集めるということが行なわれました。

 今回はそれを超えて、ファシズム政権打倒、与党国会議員を落とすための国政選挙の共同にまで進まなければなりません。

 政党間の共同が絶対必要ですが、これが鬼門です。大きな問題が2つあります。

 第1は、民主党が全体として反戦争法勢力といえるのか、ということであり、第2は、共産党が自共対決を主張していて、統一に背を向ける可能性があるということです。

 今ある潜在的統一戦線を大切にし、顕在化させていくことは、上記の問題の解決を進めていくということでもあります。

 

 そこで、また「世に倦む日々」氏が、タイムリーで大胆な提案をしています。

 

critic20.exblog.jp

 

 第1の民主党に関する問題は、実質的にそれを解党し、小林節氏を首班とする立憲党という新党を作ることで政策的な筋目をはっきりさせ、立憲勢力を結集します。(これは、以前天木氏がブローグで提唱していた案に似ています。ただ、もう天木氏のブローグでは、何故か見つかりません。)

 憲法学者達にもっと表に出て活躍を続けてもらい、安倍ファシズム政権によって汚された政治空間を清めてもらおうという構想です。

 第2の共産党の統一に対する態度の問題ですが、これについては、「世に倦む日々」氏は、共産党が統一に応ずることを前提に、議論しています。

 いずれも、簡単にいきそうもないですが、氏は、「夢のある市民革命をイマジネーションしよう」と呼びかけています。

 確かに政治の展開は思いがけない方向へ進みますね。

 私も、ファシズムとかクーデターとか言ってきて、その意味で、立憲主義の問題が根底的な問題だとは思っていましたが、そのままそれが表立った争点となり、しかも、憲法学者が前面に出るような情勢が生まれるとは思ってもみませんでした。