hajimetenoblogid’s diary

このブログは、反安倍ファシズムのすべての人々と連帯するために、米村明夫が書いています。

民主主義

歴史のすばらしい贈り物--日本国憲法(VI)--(4)保身の宮沢俊義教授「8月革命」論

かなりしつこく、宮澤「八月革命論」を続けています。 私の基本的意図は、この間および今後も、安倍政権、ファッショ勢力が壊憲のための行動を続けることは明らかなので、それにきちんと抗する護憲の構えを構築しておきたい、ということです。 この護憲の運…

歴史のすばらしい贈り物--その第1弾としてのポツダム宣言--誰が何を誰に

前回、世界システム論的かつ歴史的視点が必要だと述べ、ポツダム宣言を出発点とする必要性を指摘しました。 そして、日本によるポツダム宣言の受諾は、日本の敗北--それは世界の人々が血を流して得たものでした--の結果としての国際公約だと言いました。…

歴史のすばらしい贈り物--日本国憲法(II)--保身の宮沢俊義教授「8月革命」論

東京新聞に、若者らは「押しつけ憲法なら、こんなステキな憲法をくれたアメリカにありがとうと言いたい」と叫んでいたのを聞いて、護憲の立場の弁護士が「頭をがつんと殴られた気分だった。学生にここまで言わせてしまう大人の責任を痛感した」という話が載…

民主主義って何だ!(その10)--沖縄で私達は何を見つめるのか(II)--近代国家と民主主義

6月5日(日)は、14時から国会周辺で、選挙での野党勝利のための大集会(総がかり行動)があります。私も参加するつもりです。皆さんも、是非どうぞ。 ******************************** 私達は、沖縄をどのように見てきたのか?このことを議論します。ここ…

民主主義って何だ!(その9)--沖縄で私達は何を見つめるのか--近代国家と民主主義

共同通信の世論調査(5月28、29日)によると、「日米地位協定を改定するべきだ」という回答が71.0%にのぼった、ということです。この数字は、今後を考える上で何を意味するのでしょうか。また、今後維持される数字なのか、減少していく(あるいは増加してい…

民主主義って何だ!(その9)--(番外編)国家に対峙する強烈な自我

前回、柄谷があまり人権について議論していないとして、その理由として、①彼の主張するアソーシエーショニズムという分配様式の議論との接点の欠如、②人権論は、社会契約論、近代国家正当化の根拠として把握されている、ことを述べました。 私は、これを、『…

民主主義って何だ!(その8)--国家とは(終)--歴史構造主義の立場から(マルクス主義と民主主義の統合)

今回で、touitusensenwoさんのコメント(質問)に対する答としての「国家--歴史構造主義の立場から(マルクス主義と民主主義の統合)」とはという大げさなサブタイトルの議論の締めを行ないます。 前回、市民革命には3つの意味、すなわち、①ブルジョア革…