hajimetenoblogid’s diary

このブログは、反安倍ファシズムのすべての人々と連帯するために、米村明夫が書いています。

2016-04-01から1ヶ月間の記事一覧

民主主義って何だ!(その3)--(続)憲法の「キモ」を見逃すな--「パワー」という英語

私は、北海道5区の池田まき(市民・野党共闘)候補を応援します。ただそれやその他の今の政治的なテーマを、このブローグでは直接論じていません。それは、私がそれらを現在の緊急の重要事項である、と見なしていないからではありません。全く逆に、ファシズ…

民主主義って何だ!(その2)--憲法の「キモ」を見逃すな

個人の権利(パワー)は、集団的な決定や政府によって犯すことのできないものです。個人の権利(パワー)は、集団的な決定や政府組織に先行し、前者があって初めて後者が存在し得るものです。個人の権利を侵すものならば、多数決による決定や政府に対し、個…

民主主義って何だ!その1(序)--「新しい」市民運動=パワーの源泉としての個人

日本では政治を語ること自体を忌避する雰囲気があり、現在は、そうした雰囲気を権力が巧妙に強化、促進し、同時に迎合する自治体やその末端機関が呼応していて、例えば9条を歌った句が、市民会館の広報誌から削除されるという状況です。 他方で、それを打ち…

(終)学校での組体操事故への対応--「1人の『勝手』も許さない」日本社会

今の日本でも、親の多数が組体操に反対なら、それを学校が続けることは不可能でしょう。多くの親が、運動会での組体操の「感動」を求めて、それを支持していることが現状を支えています。 このような時、つまり、多数が支持し、少数が深刻な反対を唱える時、…

(続)学校での組体操事故への対応--文科大臣あての生徒の手紙をどう読むか

昨日、学校での組体操の強要が「個人の尊厳」に反することを指摘しました。今日はそのことを別の角度から論じます。 その前に、私の議論の背景を少し述べておきます(詳論は別の機会にしますが)。 *******************************************************…

学校での組体操事故への対応--「個人の尊厳」から程遠い日本社会

手違いで公開していなかった、「反ファシズム統一戦線」と「野党共闘」--その6(終)--ファシズム下の選挙を「いつも」の選挙にするなを公開しました。どうぞ、お読みください。 ************************************************* 私は、北海道5区補…

何故、ファシズム下での率直な言葉、感情の表出に意味があるか--権力の恣意的で暴力的な運用・行使に抗して

前回、「ファシズム下での率直な言葉、感情の表出に意味がある」と書きましたが、それは何故でしょう。 ファシズム下では、権力の恣意的で暴力的な運用・行使がどうどうと行なわれるようになります。 最近、朝鮮籍の人に対する、この恣意的、暴力的な権力行…

ファシズム下の「泣き言」の効用

かなりの旧聞に属するかもしれませんが、2つ書いておきたいことがあります。 最初は、宜野湾市長選挙の敗北です。このブローグで、私は高校時代に、日本が米国によるベトナム侵略戦争に加担することが苦痛だった、と述べました。今また、沖縄に対する政府の…

「反ファシズム統一戦線」と「野党共闘」--その6(終)--ファシズム下の選挙を「いつも」の選挙にするな

前回、「保守勢力との共同の見える化」の必要性をを訴えました。今回、この点を敷衍して、このシリーズを終えます。 このシリーズのその2で、ファシズム下の議員の「日常」を論じました。 ファシズム下でも、「日常」の外見はほとんど変わりません。むしろ…

「反ファシズム統一戦線」と「野党共闘」--その5--まじめに平和を求める保守勢力との連帯の「見える化」を

手違いで、「反ファシズム統一戦線」と「野党共闘」--その2--議員達にとってのファシズム下の「日常」が公開されていませんでしたのでそれを公開しておきました。これも、ご覧ください。 ******************************************** 今まで長々と書…

「反ファシズム統一戦線」と「野党共闘」--その4--地道な市民運動の「野党共闘」

では、市民運動から見て「野党共闘」は、どのような意味を持っているのでしょうか。 「野党共闘」は、市民運動が言い出したわけですから、それを歓迎しているのはもちろんでしょう。 「野党共闘」の具体的な姿、形成の過程は、地域レベルで追求されるので、…

「反ファシズム統一戦線」と「野党共闘」--その3--切り札を最初から捨てた「野党共闘」

また誤解を避けるために最初に述べておきますが、市民運動が進めようとしている趣旨に沿った野党共闘を、私は支持します。これは、「市民・野党連合」とでも呼んだ方がいいと思います。私の言いたいことは、以下でより明らかになるでしょう。 **************…

「反ファシズム統一戦線」と「野党共闘」--その2--議員達にとってのファシズム下の「日常」

前回、去年の夏のデモが明快な行動のための「解」であったが、現在は明快な「解」がないと述べました。このことは、現在のデモが無意義だといっているわけではありません。現在もデモは重要な意義を持っています。ただ、去年の夏のデモは、戦争法をストップ…

「反ファシズム統一戦線」と「野党共闘」--その1

ずっとお休みしていましたが、このブローグを再開します。 去年末に家人の病気があり、入院、リハビリ施設への入居、また私の仕事も重なる、等もありました。 しかし、ブローグのお休みの一番大きな理由は、現在のファシズム状況の中で、どのように行動すれ…