hajimetenoblogid’s diary

このブログは、反安倍ファシズムのすべての人々と連帯するために、米村明夫が書いています。

2016-07-01から1ヶ月間の記事一覧

安倍首相は、なぜ相模原事件への批判声明を出さないのか(続/終り)--言葉の大切さ

多くの人が、相模原事件の事実関係やその報道の仕方・論じ方に関して、すっきりしない感覚を持っています。 私も、前回のブローグで、最低限の最初の出発点として、必要だと思うことを書きました。 そうしたら、ネットで、移民に対する襲撃に関して、ドイツ…

安倍首相は、なぜ相模原事件への批判声明を出さないのか

7月26日、優生思想の持ち主の犯行によって、相模原の施設が襲われ、利用者に多くの犠牲が出ました。慎んで弔意を表します。 私も、家人が福祉施設で世話になっているので、他人事ではありません。 新聞報道によると、アメリカのケリー長官、ロシアのプーチン…

原子力安全工学、金融工学の危うさと学問の「工学化」(2/終り)

最初に、沖縄、髙江のヘリパッド着工について、怒りの表明、抗議を行なっておきます。 2016年7月22日の日本。沖縄の高江で繰り広げられた「住民と機動隊の衝突」と、ゴルフを楽しむ安倍晋三総理大臣のコントラスト。「沖縄北部のヘリパッド着工、住民と機動…

原子力安全工学、金融工学の危うさと学問の「工学化」(1)

英国のEU離脱の話から、横道に逸れて来ていますが、大切な点だと思いますので、タイトルを変えて論ずることにします。 ********************************************* 工学というものは、本来、理学的な知識と数学を合わせて、実践の一連の手続き(通常は複…

「グローカルな連帯」と英国のEU離脱(5)--金融資本主義の危うさ(i)

先に、資本主義の利潤形成の追求が、 ①生物的な搾取(労働時間の延長や労働密度の増加)、 ②地域間の価格格差の利用、 ③技術格差の形成利用(イノベーション)、 ④金融商品による未来の利潤の先取り、 によってなされるとして、③まで説明しました。 そして、…

ストップ・ザ・安倍ファシズム--鳥越候補の勝利のために

このブローグの目的は、すべての可能な人との連帯によって、安倍ファシズム政権を倒すことにあります。 都知事選では、そのために鳥越候補が圧勝することを願い、応援したいと思います。 政治というのは、思う通り動かないものです。 今回の野党候補選出過程…

「グローカルな連帯」と英国のEU離脱(4)--資本主義の危機

前回、ドイツの労働者の低賃金水準が維持される中で「一人勝ち」があることを書きました。 いかにも、ドイツ人らしい勤勉さを感じますが、もしかしたらそういう問題ではないかもしれません。 あのフォルクスワーゲンのデータ捏造が想起されます。ドイツ企業…

「グローカルな連帯」と英国のEU離脱(3)

EUにせよ、離脱したこれからのイギリスにせよ、新自由主義で経済成長をした上で、国民の福祉をどうにか維持しようというのが、政府の基本政策であったし、これからもそうでしょう。 しかし、これは国民にとっても、政府にとってもかなり厳しい道です。ほとん…

安倍ファシズム政権と発展途上国研究の「正しい」適用

こんなツウィートがありました。 今、NHKの選挙前番組を見てますが、すごいな。与党の選挙戦を伝えるときは見る人見る人笑顔を抜き、反対野党の党首の演説のときは、仏頂面の聴衆を抜く。音で伝わってくる支持の熱は同じよ。その昔、新聞学を学んでいたこ…

「グローカルな連帯」と英国のEU離脱(2)

最初に、前回のブローグに加えておいた方がいいと思う記事を見つけました。自民党が組織的に、テレビ局に圧力をかけているということを池上彰氏が証言していることを書いたものです。 lite-ra.com そして、次のように述べています。同感です。 「忖度」とい…

人の自由を脅す安倍ファシズム政権の権力悪用の拡大--イギリスとの違い

前々回に、touitusensenwoさんから、 新自由主義が、ファシズムを下から支える運動を生み出しているということが、良くわかりました。イギリスのEU離脱の国民投票結果も、この流れの上にあるのですね。 というコメントをいただきました。いつも、ありがとう…

「グローカルな連帯」と英国のEU離脱(1)

前回、「グローカルな連帯」によって、個人の権利と自由を守りつつ、平和への世界的な連帯を目指すという、私の共感するキャッチフレーズを述べました。 これと、英国のEU離脱の問題とは関連しています。先に、「グローカルな連帯」について議論します。 グ…

他人の自由を嫌う人々と新自由主義・ファシズム(終)--「音楽に政治を持ち込むな」という「政治」がなぜ活性化するか

ファシズムは、下(一般の人)からの運動という側面を持ちます。それを支えるイデオロギーは、復古的なネーション(国民共同体)信仰です。 現在の日本でいえば、日本会議のイデオロギーは、国家神道に基づいて戦前の天皇制国家へ戻そうというものです。 何…

他人の自由を嫌う人々と新自由主義・ファシズム(3)--「音楽に政治を持ち込むな」という「政治」がなぜ活性化するか

今日は、新自由主義が人々の間で、前回指摘したよりも、さらに広範な攻撃的な態度を呼び起こすことについて述べておきます。(ファシズムに関しては、次回に論じます。) 前回、新自由主義がもたらす無力感、閉塞感から、自分が公務員や生活保護受給者に比べ…