安倍政権を倒す新た波を--民主主義の再生(ルネッサンス)としてのデモ
23日(木曜日)、久しぶりに総がかり主宰の国会議員会館前の集会に行ってきました。
テーマは、共謀罪法案反対でしたが、ちょうど折から籠池証人喚問があり、その報告も半分ぐらいを占めました。
500人集まったとのことです。機動隊等の車はいっぱい配置されていたのに対し、こっちが少なくて残念です--たまに来て、こんなことを言えた義理ではないのですが。本当に、地道に運動を続けている総がかりの皆さんに敬意と感謝の意を表します。
今のような政治状況の中で、民主主義とは何か、と問われれば、私はそれはデモや集会だと答えます。
もちろん、選挙も重要です。結局は、選挙を通じてファシズム政権を倒さなければならないと思います。
しかし、腐敗した不当な権力と対峙する集会やデモは、民主主義の原点であり、非常にわかりやすいシンボリックでかつ現実的なアピール力のあるものです。それは、窒息しつつある民主主義に、酸素を供給し、その再生をもたらします。
だからこそ、腐敗・不当な権力はそれを忌み嫌い、弾圧し、マスコミによる報道を抑えようとします。
共謀罪、南スーダン自衛隊派遣、沖縄基地建設、特別立法の天皇退位制度、教育内容・教科書統制、内閣人事局を利用した行政の私物化、・・・・
現在の日本の民主主義は瀕死状況にあるが、またそれに対抗する運動を展開するチャンスもやってきた、と多くの人が危機意識を持ちつつ、今後に期待をつないでいると思います。
私も、原点に戻って思考し、行動するつもりです。