hajimetenoblogid’s diary

このブログは、反安倍ファシズムのすべての人々と連帯するために、米村明夫が書いています。

2015-01-01から1年間の記事一覧

絶叫「アベはヤメロ」、対話「おまわりさんにもデモの権利がある」、そして議論「立憲統一連合」

昨日は、国会前の集会に行きました。「決壊」が起こり、私も国会議事堂を目の前にした道路に入って、「アベはヤメロ」と絶叫してきました。すごい盛り上がりです。 熱いハートとクールな頭、というわけで、警備のおまわりさんと対話をしてきました。 *******…

デモも選挙も--我々も過去から学ぼう

先のブローグで、コールの中で「選挙に行こう」があり、共産党の志位委員長が「立憲主義の新しい政権」という言葉を使っていたことに触れました。 その後に新しい情報は無く、やはり、立憲統一連合というような動きはないようです。 それでも、特にSEALDsの…

天皇の政治的行為、発言をめぐって(4)--その具体的な場面(b)--そして、どう考えるべきか(1)

天皇の政治的発言は、事実上止めようもないということで、先に昭和天皇の例を挙げました。彼の場合、戦前からの統治者意識が憲法に反して戦後もずっと続いていたことが明らかにされています。 現天皇の場合はどうでしょうか。国事行為の場合、事前に発言がチ…

共感する素敵な言葉

今日は、運動のあり方、自分が参加する時の気持ち、運動の根拠等について、ツウィートの中から共感したものを紹介します。 まず、あかりちゃんの言葉、素敵ですね。 これを見ただけで、自分がこっちの陣営にいて良かった、という気持ちになります。 あかりち…

「立憲統一連合」で参議院選に臨むのか?

今日のタイトルは、誤解を生みやすいことはわかっていて、わざと刺激的なものにしました。 今日、15時からの新宿伊勢丹前の学者の会とSEALDsの集会に参加してきました(1万2千人参加)。以下のtoitsusensenwoさんのコメント、その前のコメントについて、この…

取り返しのつかない「戦争法案」--最高裁判事達の責任

私は、小さな失敗や場合によっては中くらいの失敗はした方が、人生は豊かになると思います。しかし、取り返しのつかない大きな失敗(大きな怪我や命にかかわるもの)というものがあり、それは避けるべきです。 私の危機感を言い換えると、戦争法案の成立は、…

デモの意義

デモの意義について、議論されています。これは、このブローグの目的と関連しますので、とても気になっています。 選挙と社会運動の関係というテーマです。私は、ブローグやツウィッターを限定的にしか見ていませんが、左翼、リベラルの人々の間でも、この問…

天皇の政治的行為、発言をめぐって(4)--その具体的な場面(a)

今日の国会前集会に参加してきました。 12万人参加ということでしたが、私は福島瑞穂氏や落合恵子氏等、女性の演説の多い宣伝カーのすぐ前にいましたので、なかなかライブ感が味わえました。 運動に関して、一つ、私が前から主張していることですが、選挙を…

天皇の政治的行為、発言をめぐって(3)--象徴天皇制の根本的矛盾

仕事がたまっていて、ブローグをお休みしていました。 **************************************************************** 明後日の集会には是非とも予想を超えた人数の参加を願っています。安倍政権のやり方に少しでも疑問を持つ人は、友達を誘って参加、…

天皇の政治的行為、発言をめぐって(2)--政府による「天皇の公的行為についての見解」

一昨日国会前の集会に行きました。そこで一参加者として、SEALDsについての意見をテレビのインタビューを受けましたので、放映される(た)かもしれません。TBSのアタックとかいう番組だと思いますが、それだとラジオなので、うろ覚えです。 隣のおじさんが…

天皇の政治的行為、発言をめぐって(1)--澤藤氏の問題提起

先に、宣伝をしておきます。 下記のように、8月30日(日)、大集会があります。戦争法案を廃案とするため、今から心づもり準備をして、皆で参加しましょう。 <a href="http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/3274" data-mce-href="http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/3274">【夏の陣】8月30日、国会前で10万人、全国各地で100万人、同時大行動!戦争法案廃案!</a>…

新自由主義、アベノミクス、アベファシズム--未来のための資産を食いつぶす輩

今日のテーマは、大テーマなので、私が普段考えていることを決論的な形で記していくことにします。 歴史的評価としては、アベファシズムを用意したのは、小泉政権とされるでしょう。*1 新自由主義とアベノミクス、アベファシズムは、親近性があります。 それ…

緊急に、「立憲連合党を!」の声を広げていきましょう。

共同通信社の8月14、15日実施の全国電話世論調査によると、内閣支持率は43.2%で、前回7月の37.7%から5.5ポイント上昇しました。自民党支持率は35%で、3.1%ポイント増です。民主党は、11.2%から10.5%、共産党は、7.1%から、5.0%と減少しています。 戦…

過去と現在から学ぶ--竹田茂夫氏のコラム「殺戮の遠近法」

昨日のブローグで、戦争法制が実施されれば、軍事的合理性の論理が解放され、行政、政治、社会が変容していくだろうと述べました。 どのように変容していくのでしょうか。 社会科学において、自然科学をまねて、「精密なモデル」を作って「予測」を行なうこ…

日本「軍」は大臣も超え?アフリカにPKO、米軍と共同計画--共産党小池議員の暴露

最近、新聞のニュースの扱いがおかしいと感ずることが多いです。 トイレの落書きに、安倍政権批判があり、それを警察が捜査し始めたというニュースも、その事実と報道の仕方、両方にびっくりしました。 政権批判の落書きが警察の捜査の対象になるのは、途上…

ファシスト・チャイルド武藤貴也衆院議員の「理論」的源泉(3)--岡本行夫氏の「リアリズム」

武藤議員のブローグで取り上げている戦争法案を正当化する議論の批判の続きを行ないます。 今日は、7月13日の平和安全法制特別委員会の公聴会での元外交官の岡本行夫氏の発言です。 一九九四年、イエメンの内戦で九十六人の日本人観光客が孤立したとき、救っ…

「一日も早く安倍政権の打倒を」--世界市民としての義務(IWJへの寄稿)

IWJが安保法案反対のメッセージを募っています。 以下はそのための私のメッセージです。 ********************** 私は、メキシコの教育を研究する者です。 今日私達市民は、世界市民として行動する義務を負うと考えます。特に外国を研究する者は、そうした義…

岩手知事選の意義

北海道知事選が今年の4月にあり、その時は、自公の押す高橋はるみ候補が、民主、共産、社民、維新、新党大地の押す佐藤のりゆき候補に、149万票対114万票で勝利していました。 ところが、今回岩手知事選では、下に引用したように、自公候補は、不戦敗です。 …

ファシスト・チャイルド武藤貴也衆院議員の「理論」的源泉(2)--田中耕太郎元最高裁長官補足意見

ファシストの「理論」というものは、2つの要素で成り立っています。 第1は、「日本民族は優秀である」というものです。これは、過去、現在、未来永劫の真理です。「優秀」=「支配」=「自分(達)は絶対権力」となっています。さらに、「絶対権力」=「全…

ファシスト・チャイルド武藤貴也衆院議員の「理論」的源泉(1)

武藤貴也衆院議員がツウィートで、SEALDsについて「『だって戦争に行きたくないじゃん』という自分中心、極端な利己的考えに基づく」と批判し、「利己的個人主義がここまで蔓延したのは戦後教育のせいだろうと思うが、非常に残念だ」と述べたことが、批判を…

ある敗軍兵士の中国農村での体験

今日はやや私的な文献を紹介します。 私の父のおそらく叔父にあたる米村義雄が出版した 『人間の探求』誠信書房[1969]の73-78ページで、「母情無限」というタイトルの章の前半です。 ほとんど入手困難だと思いますので、そのまま転載します。 大学の先…

代替策を湧出し、豊富化する憲法の平和主義--南シナ海への自衛隊派兵に抗して(3)--「君はサンダーバードを知っているか」

先週の金曜(7月31日)、国会前の集会で、水島朝穂氏の発言がありました。比較的近くだったのですが、スピーカーが設置していなかったので、残念ながらスピーチの内容が聞き取れませんでした。 氏のホームページに、その内容の説明があります。1000人のデモ…

ビバ、高校生!

8月2日の渋谷の高校生集会に、5000人が参加したという記事が、東京新聞のトップを飾りました。 感激です。 渋谷で高校生デモ「安保法制反対」 SNS通じ集まる:朝日新聞デジタルwww.asahi.com 2003年のイラク戦争の時、フランスでは高校生を中心に9万人の…

事実や真剣な意見を、静かに尊重すること--自由で民主主義的につながるために

コメントの中で、大学の中で、先生や学生が一緒になった戦争法案反対の動きが生じてきていることを、指摘していただきました。 影響力の大きい、すばらしい変化です。 テレビをつけると、タレントを並べたバラエティ番組にぶつかることが多いです。皆で、ス…

代替策を湧出し、豊富化する憲法の平和主義--南シナ海への自衛隊派兵に抗して(2)--「護憲の海」の話

一昨日のブローグの続きです。このタイトルは、上記の通り、大上段に振りかぶったものです。 しかし、私達が代替策(オールターナティブ)という時、おおげさなことをいう必要はありません。武力対決、軍事予算の増加ではなく、話し合いの外交、相互に軍事予…

ファシスト達の願望、権力表出への欲望--徴兵制の復活

「デモの誘い真面目に読む日が来るなんて」金井柚季奈(21) これは、東京新聞(2015.07.29)の平和俳句です。 日常性とはっとさせられる真摯な瞬間が切り取られた、印象的な句でした。 ********************************************************************…

代替策を湧出し、豊富化する憲法の平和主義--南シナ海への自衛隊派兵に抗して(1)

2013年に、秘密保護法が議論された時に、これが戦争を準備するものだ、という指摘がありました。しかし、かなりのマスコミとそれに影響された人々は、それを大げさなものと受けとりました。 今回の戦争法案についても、当初は、戦争を準備するものであること…

「立憲統一」のための提案の送付

本日、e-mailで、以下を「総がかり行動実行委員会」を構成する3つの団体とSEALDsに送りました。内容は、このブローグですでに述べたことです。皆さん、忙しい真っ最中で、邪魔にならずに少しでも役立てばいいのですが。 **********************************…

危機が生み出す「市民」--理論的メモ (3)

今日は、昨日に続き、 意思表示する市民が多数となるのが困難な歴史的条件の中で、②現在起きている運動が、そうした条件を乗り越えようとする「革命」的な意味を持っていること、を議論します。 この議論のためには、今日は、日本人の意識に焦点を当てたいと…

危機が生み出す「市民」--理論的メモ (2)

この理論的メモでは、①西欧で見られる意思表示する「市民」が何故、日本では多数とならなかったか、という歴史的条件、②そうした中で、現在起きている運動が、そうした条件を乗り越えようとする「革命」的な意味を持っていること、これら2点を議論したいと思…